SAWストリートトライアルバイク組み立て 後篇

SAWストリートトライアルバイク組み立て 前篇の続きです。

さて、ホイールを確認してみるとスポークの組方が
MTBで定番のディスク組(フロント:逆イタリアン リア:JIS)ではなく
何故か前後とも逆JIS組です^^;
更にリムフラップのサイズが適正ではない(大きすぎる)為に
タイヤのビードが噛みこんでいました。

これだけでは終わらない(笑)
なんとスポークのネジが転造不良です(泣)

○印の物はスポークマシンで修正したものです。
本来はこの位のネジ長が必要なのですが
それに比べて元々使われていた×印の物はネジ長が足りていません。
しかも64本全てのスポークが(泣)

これでは例えスポーク長が適正でも(実際にスポーク長は問題ありませんでした)
画像の様にネジ長が短い為にスポークがニップルヘッドに到達せず
強度的に問題が出る上に、調整幅が小さく必要なスポークテンションが得られません。
実際デフォルトの状態はスポークテンションがバラバラで
テンションの値も必要十分な物ではありませんでした。

全周に渡って採用されているはずのニップルワッシャーも一部欠けています・・・
リムもハブも良く考えれられた物ですが
組み立てが全て駄目にしてしまっています。(勿体無い)

まあ何だかんだありましたがホイールを組みなおして無事に完成です!

 

今回、一通り作業して思ったのが
「組み立てが全てを台無しにしている」
です。
フレームやフォーク、その他各パーツも良く考えられていて
精度も悪い物ではなかったです。
値段を考えれば、この作りは賞賛に値します。
ただ・・・
肝心の組み立てが、それらを全く生かしてないどころか
殺してしまっているというのが強く印象に残りました。
それ故に組みなおしたバイクは格別です。
手間を掛ける手間賃を払う価値がこのバイクにはあります。